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登山やハイキングによく出掛ける方は、クライミングパンツを何着か持っているかと思います。
でもクライミングパンツは山登りの時以外に、あまり履く機会がないのではないでしょうか?
たしかにクライミングパンツは、デニムやスラックスなどと違い、ももの横にポケットがついていたり、普段着ではあまり見ないカラーリングだったりと普段履いているパンツとはやや異質です。
なので「街で履くのにはちょっと…」と抵抗があるデザインのものが多いのは事実です。
しかし、クライミングパンツは非常に動きやすく、多機能であるため、登山の時しか履かないのは非常にもったいないと思います。
そこでこの記事では、普段から履くことができるクライミングパンツの選び方についてご提案いたします。
先に結論を申し上げますと、シンプルなデザインで、細身の黒を選ぶことです。
この記事はこんなあなたにオススメです。
●ファッションに自信がない
●パンツの数を増やしたくない
●休みの日は動きやすい服を着たい
●アウトドアブランド、アウトドアファッションが好き
なお、僕がアラフォーの男であることから、本記事は30代以上の男性を想定して書いております。
あらかじめご了承くださいね。
THE PERSONAL GYMクライミングパンツとは
クライミングパンツはその名の通り、元々はクライミング(登山)に適したボトムスです。
しかし最近ではおしゃれなものが多く発売されていて、機能性とデザイン性を兼ね備えたものも多く発売されています。
クライミングパンツの機能性
クライミングパンツの主な機能を見ていきましょう。
●生地が丈夫
●立体構造
●体にフィット
●耐水・撥水
●生地が丈夫
本来、アウトドアでのアクティビティが求められているパンツです。
外側がダメージや摩擦に強くなっているだけでなく、内側もヒザやおしりの部分の布が二重構造になっているものも多く、全体的に強度が高い作りになっています。
●立体構造
縦と横、左右の4方向に伸び縮みしやすいようなストレッチが効いています。
膝を大きく上げて山を登るのに適した機能で、mont-bellのパンツでは膝と尻部分に施されています。
●体にフィット
ファッションのトレンドもあり、最近のクライミングパンツはジャストサイズからスリムなデザインのものが多いです。
あまりダボダボしていると、草や枝木に引っかかってしまい、危険である側面もあります。
●耐水・撥水
突然の雨に対応できるよう、耐水・撥水機能がついているものがほとんどです。
タウンユースの場合でも、小雨でしたら気にならないレベルです。
中には水の侵入を防ぐ”防水”機能のついた”GORE-TEX(ゴアテックス)”もあります。
クライミングパンツの選び方
ではクライミングパンツはどう選べばいいでしょうか?
冒頭でも触れましたが、僕が思う、最も普段使いできるクライミングパンツは、
●色は黒
●細身のシルエット
●シンプルなデザイン
以上の3点が選ぶポイントになります。
●色は黒
赤、青、緑などの有彩色はカジュアル寄りな印象ですが、黒は鮮やかさのない無彩色であるため、シックでキレイめにまとめることができます。
他とのコーディネートを考える時も、黒と合わない色はないため、何とでも相性バッチリです。
さらに、黒は収縮色と呼ばれており、引き締まって見える色です。
上のイラストでもわかるように、同じサイズでも黒の方がタイトな印象を与えることができます。
●細身のシルエット
クライミングパンツは元々、とてもカジュアルなアイテムです。
これを太めにしてしまうと、どうしてもヤボったくなります。
細身シルエットを選ぶことで、スキニーパンツのようなスタイリッシュなコーディネートに格上げすることができます。
ちなみにスキニーパンツ(特にブラック)については、ファッショニスタ、バイヤーとしてメディアでもお馴染みのMBさんもYouTubeで繰り返しおすすめされています。
●シンプルなデザイン
ポケットやベルトループなど装飾が多いと、”いかにも本格的”な雰囲気を醸し出してしまいます。
登山ではポケットの数が多いと便利な場面もありますが、街だとどうしてもゴツゴツした印象になってしまいます。
ツルッとしたシンプルなデザインのものを選びましょう。
THE PERSONAL GYMコーディネート例
実際に僕が愛用しているmont-bellのクライミングパンツを使ってコーディネート例をご紹介します。
こちらがmont-bellのクライミングパンツです。
色は黒、細身(ジャストサイズくらい)、装飾が少ないのすべてを満たしたデザインになっています。
後ろのポケット部分にブランドロゴがあるのですが、トップスをタックインしない限り、だいたい隠れてしまいます。
アウトドアシーン
総柄のパーカー(ヤッケ)と合わせてみました。
黒の引き締め効果が発揮されていて、アウトドアに全振りではなく、キレイめな部分を残せている印象です。
ちなみにこのヤッケは僕が焚き火の時に毎回着てるやつ!
燃えにくい素材でもう5年以上愛用しているよ〜。
カジュアルシーン
続いてカジュアルトップスの代表とも言うべき、厚手のパーカーと合わせてみました。
(ちなみにユニクロです)
黒のパーカーを選んだせいもありますが、カジュアル過ぎないコーディネートになっています。
ビジネスシーン
最後はオフィスカジュアルをイメージしたコーディネートです。
上品な黒で安っぽくないため、こうしたジャケットとの相性もバツグンです。
詳細はmont-bell公式サイトでぜひご確認ください。
このように、条件に合ったクライミングパンツを選ぶことで、着回しが効くことがお分かりいただけたと思います。
下記、アウトドアブランドから発売されているクライミングパンツを選んでみましたので、ぜひご覧ください
商品紹介
Arc’teryx(アークテリクス)Sigma FL Pants Men’s
”アウトドアブランド”、”ブラック”と聞いて、アークテリクスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
こちらのパンツは370gと軽く、袖口は絞れるようになっています。
タイトなシルエットですが、4方向に伸び縮みしやすい素材ですので、窮屈感はなさそうですね!
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) マグマパンツ
ノースフェイスのパンツも軽量ながら、衣服内をドライな状態に保ってくれる機能がついてます。
撥水加工がされているため、多少の雨は弾きます。
よく見ると左腿付近にブランドロゴが刺繍されているのですが、あえて白ではなく、抑えめにしてくれているのがナイスです!
レディースも発売されていますので、奥さん、彼女さんへのプレゼントにもいいですね。
Columbia(コロンビア) ロングパンツ ジョンズビュート
適正価格を企業理念のひとつとしているコロンビアからは嬉しいアンダー1万円のパンツがリリースされています。
下の販売サイトから見ていただくとわかりますが、後ろのポケットにやや、ワーク感が出てしまっています。
丈の長いトップスで隠せば問題なさそうです!
MAMMUT(マムート)ソフトシェル トレッカーパンツ
シルエットが美しいですね!
スクワット運動もしやすいスキニーパンツといったところでしょうか。
こちらもやや長めのトップスを持ってくることで、マンモスのロゴやジッパーを隠すことができます。
まとめ
今回は、山でも街でも同じように履ける、クライミングパンツについて書かせていただきました。
ポイントは黒、細身、シンプルです。
クライミングパンツはお値段も結構する物が多いので、使えるシーンを増やすことで、頻繁に”ソトヨリ”気分を満喫していただければと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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