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普段の生活なら毎日あたり前のようにやっていても、キャンプに行ったときに面倒に感じることってありませんか?
そう、歯みがきです。
キャンプ場での歯みがきがめんどうくさい背景としては以下のようなものがあります。
●寒くてテントから出たくない
●サイトから炊事場、洗面所が遠い
●完全に酔っ払っている
これ以外にも小さいお子さんがいるファミリーキャンパーの方は、自分以外に子どものお世話もしなければならず、避けられるなら避けたい、寝る前のイベントです。
また野営や山でのテント泊などの場合、そもそも歯を磨く施設がないこともありますよね。
実は歯磨きをしなくても口の中をきれいにする方法があります。
この記事を読んでいただくことで、もうほろ酔い状態で寒い夜にテントから出て、遠く離れた洗面所まで行く必要がなくなりますよ。
実際に僕も、歯ブラシを持参しなくて良くなったことで、キャンプの準備や家に帰った後の片付けがずいぶん楽になりました。
その方法とは口腔ケアシートを使うことです。
最後までお読みいただくことで、キャンプ場での夜を時短し、ゆっくり過ごせるようになりますのでぜひご覧ください。
キャンプでもお口のケアは必要
「いや、そもそも1日くらい歯磨きしなくてもいいんじゃない?」
そう思われる方もいるかもしれません。
結論としては、やはり毎食後のお口のケアは必要です。
デンタルクリニックの歯科医の方が書かれたコラムによると、
●口の中の細菌は500~700種類
https://carna-dc.com/column/20200327.html
●しっかりと歯を磨いても1000億個以上の菌が存在
●歯磨きをしないと6000億個〜1兆個にまで倍増
だそうです。もうケタが違いすぎて想像ができませんね。。
つまりお口のケアをサボってしまうと、細菌が増殖しやすい環境になってしまうということ。
この事を知ってしまうと、たとえ一晩でも放っておくわけにはいきません。
あと、キャンプってだいたい肉料理食べるよね?ニンニク入ってるよね?それってフツウにニオイ、キツくなっちゃうよね。。
以前は歯ブラシカバーで対応
以前は僕の家でも、いつも使っている歯ブラシにヘッドカバーを付けて持って行っていました。
歯ブラシカバーはブラシの部分を覆ってくれる開閉式のプラスチックケースです。
それ自体はとても使いやすく、何の問題もありません。
大変なのは、歯ブラシを持っていくためにキャンプに行く朝、家族全員が歯磨きを終えるのを待たなくてはならないこと。
前日に他のキャンプ道具一式は準備万端なのに、朝の歯みがき待ちで荷物のパッキングが終わらず、出発前にバタバタしてしまいます。。
また、キャンプ場でも移動中に暗闇でカバーを落っことしたり、バッグの中で水が垂れてきてしまったりと、何かと歯ブラシ周りの悩みが多くありました。
口腔ケアシートの使い方
そこでたどり着いたのが口腔ケアシートです。
歯みがきティシュの特徴
こちらが実際にわが家で使っている歯みがきティシュです。
文字に起こすまで気づきませんでしたが、”ティッシュ”ではなく”ティシュ”なんですね笑
歯みがきティシュはピジョン株式会社から、ハビナースという介護向け商品、さらにその中でも口の中のケアに特化した”クリンスマイル”シリーズとして発売されています。
商品の特徴を見てみましょう。
・歯や歯茎をふくことでお口をすっきり清潔にします。
https://www.pigeontahira.co.jp/habinurse/01/03/05.html
・コットンメッシュシートの凸凹がお口の汚れをやさしくふきとります。
・ポリグルタミン酸(潤滑剤)を配合。
・さわやかミントの香りがやさしく広がります。
・取り出し簡単。片手でパッと取り出せます。
・ノンアルコールで刺激に弱い方でも安心。
介護の現場では、寝たきりの方の毎日の口腔ケアとしても使われている商品ですので、その効果は疑いようがありませんね。災害時の備蓄品としても推奨されています。
Amazonレビューでも★4.1と、ユーザーの方からも高評価を得ています。
歯みがきティシュの使い方
開けるとこのような感じ。
ウエットティッシュや赤ちゃんのおしり拭きと同じように、プラスチックの蓋がついていて乾燥を防いでくれます。
そして1枚取り出して、上のように指で巻きつけます。
これで準備完了。
あとは歯の表面、歯茎をやさしく拭き取っていきます。奥から手前にかき出すように指を動かしていきます。
使った後はゴミ箱に捨てるだけなのでとても簡単です!
使用感・レビュー
使ってみての感想は以下の通りです。
●シートの表面に凸凹があり、磨けている感覚がある
●湿り気がちょうど良い
●ミントの香りがあり、爽快感がある
結論、思った以上に口の中がサッパリします!
ハミガキ粉をつけて磨いた後に近い感覚ですね。
ウエットシートなので、歯と歯のあいだに詰まったものを取り除くのが若干やりにくいですが、全体の仕上がりとしてはまったく問題なし。
アルコール成分が含まれていないので、ふだんアンパンマンハミガキ粉を使っているうちのこども達もまったく嫌がりません。
これはキャンプ場でも大活躍間違いなしですよ。
ちなみに、歯みがきティシュには”くち当たりおだやかタイプ”もあります。
しかし、通常タイプのものでもじゅうぶん刺激は少ないと感じます。
実際にうちの5歳の娘でも問題なく使えているので、お子さんでも差し障りないのではないでしょうか。
商品紹介
他のメーカーからも、歯磨きの代わりとなるような口腔ケア商品は発売されています。
下記、ご確認ください。
ピュオーラ 歯みがきシート
2021年ドラッグストア売上ランキング・歯磨き部門で堂々1位の花王から発売されている商品です。
こちらの歯磨きシートはひとつのパッケージが15枚入りと、厚みがなく持ち運びに便利な商品です。複数パックのセットを購入して、災害備蓄用、アウトドア用に分けて置いておくといいですね。
オーラルプラス 口腔ケアスポンジ
こちらはウエットシートではなく、プラスチックの棒の先にスポンジがついているタイプの商品です。
・スポンジは汚れをしっかり絡めるサクラカットに
・軸が長く、お口のすみずみまできれいに清掃可能
・1本ずつ個別包装で使い切りのため、衛生的
元々介護用商品で、スポンジの柔らかさをS/M/Lで選ぶことがきますので、小さいお子さんがいらっしゃる方はSから試してみてはいかがでしょうか?
和光堂 にこピカ 歯みがき シートベビー
赤ちゃん〜小さいこどものいるご家庭にはこちら、乳歯を守ろう歯みがきシートです。
お子さんの大好きなりんご風味なので、抵抗感を持たれにくいシートになっています。
歯が生え始めた6ヶ月ごろから使うことができます。普段からお使いいただいているママも多いかもしれませんね。
まとめ
厚生労働省の統計によると、毎日歯を磨く人の割合は95%。1日2回磨く人が最も多いそうです。
普段の歯磨き習慣が大切なのは言うまでもありませんが、キャンプ場やテント泊では気軽に行いたいですよね。
口腔ケアシートは前述の通り、介護、看護の現場でも使われている代用商品です。
ゆっくり過ごしたいキャンプの夜や、テントサイトの撤収で忙しい朝にぜひお試しいただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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