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キャンプの夜を彩る焚き火。
パチパチと燃える炎を眺めながら語らう時間は格別ですよね?
しかし、キャンプ初心者の方の中には、「どんな薪を使えばいいのかわからない…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

実は、焚き火に使う薪の種類によって、火の付き方や燃え方が大きく変わってくるんです。
せっかく焚き火をするなら、薪の特徴を知って、より快適に焚き火を楽しみたいですよね!?
この記事では、キャンプ初心者の方向けに、焚き火に最適な薪の選び方をご紹介。
広葉樹と針葉樹の違いや、それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分にぴったりの薪を見つけてみましょう。
▼YouTube・ソトヨリライフchannelではショート動画で解説しています。
薪まきの種類:針葉樹と広葉樹

焚き火に使う薪は、大きく分けてと「針葉樹」と「広葉樹」の2種類があります。
小学校理科の知識がこんなところにも役立つんですねw
それぞれ見ていきましょう!
火付けに最適!針葉樹の特徴

針葉樹とは、松やスギ、ヒノキなど、葉っぱが針のように細長い形をした木のことです。
ホームセンターなどで手軽に購入できるのもメリットです。
▪️メリット
* 火が付きやすい
* 火力が強い
* 燃焼速度が速い
* 比較的安く買える

▪️デメリット
* 煙が多い
* すすが出やすい
* 火持ちが悪い
針葉樹は、繊維の間に空気を多く含んでいるため、火が付きやすく、燃焼速度が速いのが特徴です。
キャンプ場についてすぐなど、素早く火を起こしたい場合に最適です。
しかし、燃焼時間が短く、火持ちが悪いというデメリットもあります。また、煙やすすが多いのも特徴です。
長時間燃焼!広葉樹の特徴

広葉樹とは、サクラやナラ、クヌギ、ケヤキなど、葉っぱが広く平たい形をした木のことです。
▪️メリット
* 火持ちが良い
* 火力が安定している
* 煙が少ない
* すすが出にくい
* 炭火料理に最適な炭火になりやすい
▪️デメリット
* 火が付きにくい
* 比較的高価
広葉樹は、密度が高く硬いため、火が付きにくいというデメリットがあります。
しかし、一度火がつくと長時間燃え続け、火力が安定しているのが最大のメリットです。
また、煙やすすが少ないのも特徴。
じっくりと焚き火を楽しみたい場合や、炭火で調理を楽しみたい場合に最適です。
シーンに合わせた薪の選び方

広葉樹と針葉樹の特徴の違いについてはイメージいただけたかと思います。
焚き火を長く楽しむには、組み合わせて使うのがおすすめです。
焚き火の開始時…針葉樹の焚き付けを使って素早く火を起こす。
火が安定してきたら…広葉樹を投入して、じっくりと火を楽しむ。
こうすることで、効率よく焚き火を楽しむことができます。
なかなか2種類の薪を同時に用意するのはむずかしいかもしれませんが、キャンプ場の受付などでも取り扱いをしていることも多いので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は、焚き火に使う薪の種類と選び方について解説しました。
針葉樹と広葉樹の特徴を理解して、シーンに合わせて使い分けることが、焚き火を成功させるポイントです。
今回の内容を参考に、自分にぴったりの薪を選んで、キャンプでの焚き火をさらに楽しんでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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