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夜空に輝く星々、そして静寂の中で燃え続ける炎。キャンプの醍醐味といえば、やはり焚き火ではないでしょうか。しかし、従来の焚き火とは一味違う、効率的でスタイリッシュな火起こし方法があるのをご存知ですか?
そう、今話題沸騰中の「スウェーデントーチ」です!
一本の丸太から生まれる幻想的な炎は、キャンプサイトを幻想的な雰囲気で包み込みます。
長時間燃え続けるその特性は、暖を取るだけでなく、調理にも最適。さらに、その独特な見た目は、インスタ映えする最高のフォトスポットにもなるんです。
でも、このスウェーデントーチ、実は意外な歴史と秘密が隠されているんです。その発祥の地や、なぜ「スウェーデン」という名前がついたのか…気になりませんか?
本記事では、そんなスウェーデントーチの魅力を徹底解剖!歴史や特徴はもちろん、おすすめの商品まで詳しくご紹介します。
スウェーデントーチとは?
引用:すべて楽天市場
スウェーデントーチとは、垂直に立てた木の幹に切り込みを入れて燃焼させる焚き火の方法です。
一見シンプルな構造ですが、その効果は絶大。長時間の安定した燃焼が可能で、効率的に暖をとることができるのが最大の特徴です。
近年、スウェーデントーチの人気は急上昇中。
その理由は多岐にわたります。
まず、その見た目の美しさ。垂直に立つ炎は幻想的で、キャンプサイトの雰囲気を一気に高めてくれます。SNS映えするフォトジェニックな姿は、多くのキャンパーを魅了しています。
さらに、スウェーデントーチは単なる焚き火以上の用途があります。
上部の平らな部分は天然のコンロとして使用可能。
鍋や フライパンを直接置いて調理ができるため、別途コンロを持参する必要がありません。これはキャンパーにとって大きなメリットですよね?
また、長時間燃焼するという特性から、暖をとるのにも最適。寒い季節のキャンプでも、快適に過ごすことができるのです。
このように、暖房器具、調理器具、そして雰囲気作りのアイテムとしても活躍するスウェーデントーチ。その多機能性と魅力的な外観が、現代のアウトドアシーンで大きな支持を集めている理由なのです。
スウェーデントーチの歴史
ちなみに、スウェーデントーチの歴史は、意外にも隣国のフィンランドに始まります。
元々はフィンランドの「かがり火」が起源とされ、夜間の警護や照明として使用されていました。
1600年代の三十年戦争時、このかがり火を目にしたスウェーデン兵士たちがその有用性に着目。
彼らが調理や暖を取るために活用したことで、「スウェーデントーチ」として広く知られるようになりました。
戦時中の効率的な暖取りや調理方法として重宝され、その後も長く伝わっていったのです。
YouTube・ソトヨリライフchannelではショート動画で紹介しているので、ぜひご覧くださいね!
スウェーデントーチの使い方
スウェーデントーチは、その独特な設計から使い方も非常にシンプルで効果的です。
以下に、基本的な使い方と注意点をご紹介します。
ステップ1: 設置場所の選定
まず、スウェーデントーチを設置する場所を選びましょう。平らで安定した場所を選び、周囲に燃えやすいものが置かれていないか確認します。
特にキャンプ場や庭先では、安全な距離を保つことが重要です。直火NGのキャンプ場では焚き火シートを使いましょう。
ステップ2: 火をつける
スウェーデントーチの中心の切り込みに火をつけます。紙や細い枝を用意し、切り込みに詰めることで、着火がスムーズになります。スウェーデントーチは、下から上へと均等に燃焼する設計になっているため、最初は少しの火種でも燃え広がります。
ステップ3: 炎を維持する
火がついたら、そのまま放置するだけで火は次第に広がり、安定して燃焼します。
必要に応じて、木片や燃料を追加できますが、スウェーデントーチの構造上、長時間の燃焼が可能なため、それほど頻繁に補充する必要はありません。
ステップ4: 調理・暖をとる、見て楽しむ
スウェーデントーチの上部は平らになっているため、炭火焼きのグリルとして使うことができます。
鍋やケトルを置いてお湯を沸かすのも簡単です。また、周囲に暖かい火の輪を作り出すため、寒い夜には熱源として非常に役立ちます。
ステップ5: 火を消す
使用後は必ず完全に消火することを忘れないでください。火を完全に消してから就寝しましょう。
スウェーデントーチの選び方
スウェーデントーチを選ぶ際に考慮すべきポイントを以下にまとめました。
これらを参考に、自分に最適なスウェーデントーチを見つけてください。
サイズ
スウェーデントーチは大小さまざまなサイズがあります。キャンプの規模や使用目的に応じて選ぶことが重要です。
大きいトーチは長時間燃焼し、暖房効果も高いですが、持ち運びには不便。反対に、小さなトーチは軽量で運びやすいですが、燃焼時間が短いので長い時間暖をとるには向きません。
木材の種類
質の良い木材を選ぶことで、燃焼効率や煙の少なさが大きく変わります。
広葉樹(オークやメープル)や針葉樹(パインやスプルース)を使用したトーチが一般的です。特に広葉樹は長時間燃焼し、安定した火力です。
価格と品質
価格はもちろん重要な要素ですが、安価なものが必ずしも良質とは限りません。
燃焼効率や安全性を考慮し、信頼できるメーカーや評判の良い商品を選ぶことが大切です。オンラインレビューも参考にしてみましょう。
🔻キャンプギアでおなじみのLOGOSからも発売されています。
🔻お得な4本セットもあります
これらのポイントを押さえて、スウェーデントーチを選ぶことで、快適で安全なキャンプ体験を実現することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スウェーデントーチは、その独特な形状と多機能性で、現代のアウトドアシーンに新たな魅力をもたらしてくれています。
わが家のキャンプにとっても、スウェーデントーチがあるとちょっと特別感が出ますね。
長時間燃えて、効率的に暖も取れて、調理もできる。そして美しい炎の演出など、スウェーデントーチの魅力は尽きません。
市販のスウェーデントーチを選ぶ際は、サイズ、木材の種類、乾燥具合などを考慮し、自分のニーズに合ったものを選びましょう。そうすることで、キャンプやアウトドア体験がより豊かで思い出深いものになるはずです。
次のキャンプやアウトドア活動では、ぜひスウェーデントーチを取り入れて、新たな冒険と感動を味わってみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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