こちらのサイトでは、アウトドアに”全振り”はできなくても、日常の中に”ソトヨリ”なこと・ものを取り入れることで、おだやかで楽しい時間をすごす…
そんな生活の手助けになる情報発信をめざしています。
キャンプまでは行かなくても、週末にちょっとしたアウトドアイベントをやりたい!…そんなことを思ったことありませんか?
僕はちょくちょくあります!
そんな時におすすめなのがおうちバーベキューです。
炭火を囲んで家族で外で食べる食事はとても美味しい!
家族だけでちょこっとバーベキューするのにおすすめなのが七輪です。
キャンプでも使えるようなバーベキューコンロなどに比べて、七輪は置き場所をとりません。ちょっとしたスペースでバーベキューをするにはもってこいの加熱器具と言えます。
この記事では形状と素材別におすすめの七輪をご紹介します。
お気に入りを見つけて、七輪焼肉などを楽しんでくださいね。
ちなみに七輪周りのグッズについては、下記ご紹介記事があります。
▼【キャンプ初心者】七輪・バーベキューに必要なものはこの5つだけでOK!
七輪の種類
はじめに七輪の種類とそれぞれの特徴をご説明します。
丸型と角型
七輪の形状は大きく分けて丸型と角型があります。
丸型は七輪の中でも最もスタンダードな形で、円筒形のボディーに炭を入れることで効率よく加熱できます。
もう一方の角型は、丸型よりも横長な形をしているため、焼けるスペースが広め。大人数でのバーベキューや、サンマやブロック肉など長めの食材にも対応しやい形状と言えます。
珪藻土タイプと金属タイプ
また素材には珪藻土タイプと金属タイプがあります。
珪藻土はダイアトマイトとも呼ばれる堆積岩です。加熱することで赤外線を出す特性があり、少ない炭でも熱が伝わります。
一方の金属タイプはスチール性の素材で、”水冷式”と呼ばれる作りになっています。
水冷式とは、本体内部に水を入れることで断熱することで外側が熱くなりにくい構造のこと。卓上での使用にも向いています。
(珪藻土)練り物七輪と切り出し七輪
珪藻土を深掘りしていくと”練り物七輪”と”切り出し七輪”に分けることができます。
練り物七輪は、珪藻土を粘土のような状態にしてから成形したものです。粘土状にして固めるだけなので、大量生産が可能で、お値段も安めです。
ホームセンターなどで2,000円〜3,000円台で販売されているものの多くは練り物七輪です。
一方、切り出し七輪は大きいかたまりの珪藻土から削り出すことで七輪の形にしたもの。練り物に比べ耐久性があると言われています。
1つずつ手作業で製造することが多いため値段は高い傾向にあります。
七輪のメリットデメリット、注意点
バーベキューコンロや焚き火台での調理と比べたみた時のメリット、デメリットにも触れていきましょう。(ここでは主に珪藻土タイプについて述べています。)
■メリット
・炭の使用量が少なくて済む
・着火が早い
・本体価格が安い
・メンテナンス、組み立てが不要
■デメリット
・重い
・本体にヒビ割れが発生することもある
・収納時、コンパクトにはならない
・水に弱い(珪藻土タイプ)
珪藻土タイプの練り七輪は3,000円程度で購入可能で、簡単に扱うことができます。
取り扱い方を間違えなければ長く使うことができますし、重いというデメリットについては自宅で使う分には気になりません。
■注意点
●屋外で使用しましょう(室内で換気しないと一酸化炭素中毒となる恐れあり)
●炭の熱が完全になくなってから片付けましょう
●火の粉がはぜることがあります。火傷に注意しましょう
商品紹介
それでは具体的な商品を見てみましょう。
珪藻土タイプと金属タイプに分けています。
アウトドアメーカーから発売されているものを中心にラインナップしました。
珪藻土タイプ
珪藻土タイプを丸型と角形にわけてご紹介します。まずは丸型から。
■丸型
BUNDOK(バンドック) 七輪 26cm
サイズ:幅260×厚み250×高さ215mm
重量:約4.85kg
キャンプギアをお求めやすい価格で提供してくれるバンドックが作っている七輪。
我々がイメージする”THE 七輪”ですね。
2,000円台前半と非常にお求めやすい価格ですが、網を別途購入する必要があります。サイズが合えば100均ショップのものでも差し支えありません。
BUNDOK(バンドック) スタンド付き七輪
サイズ:幅260×厚み245×高さ200mm
重量:約4.30kg
同じくバンドックから発売されているスタンド付きのものです。
サイズはほぼ同じ。スタンドを立てることによってテーブルの上で使いやすい仕様。
”スタンダードな七輪+500円”くらいの価格設定で焼き網もセットなので、こちらの方がコスパは良いですね。
飛騨コンロ 大☆大名コンロ 6号
サイズ:幅180×厚み180×高さ140mm
重量:約1.75kg
こちらは同じ珪藻土タイプの七輪でも、ひとつの塊からくり抜いて作った”切り出し型”です。
バンドックのものよりひとまわり小ぶりなサイズで、多くの飲食店でも使われているモデル。家族というよりは2人で向かい合って使うイメージが近いです。
■角型
続いて角形の珪藻土七輪です。
サンマやブロック肉の調理も行いやすい形状です。
BUNDOK(バンドック)長角七輪 ロング
サイズ:幅410×厚み240×高さ170mm
重量:約7.5kg
丸型も紹介したバンドックの七輪。網も付いてきます。
横幅がある分、家族全員分の肉を同時に並べることができますね。
Campers Collection(キャンパーズコレクション) 炭火しちりん 角型ワイド
サイズ:幅410×厚み240×高さ170mm
重量:約7.3kg
バンドックの長角七輪とほぼ同じ大きさです。
網以外にも火ばさみ・敷台が付属してきます。
有限会社丸和工業 脇田又次の七輪
サイズ:幅330×厚み200×高さ150
重量:約3.3kg
切り出し職人の脇田又次さんの名を冠した切り出し型高級七輪。
その価格は約15,000円!
石川県能登の珪藻土を削りだして、金色の金具で飾った贅沢な作りの七輪です。
金属タイプ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 炭焼き名人 万能七輪
サイズ:外径280×高さ210
重量:約2.7kg
新潟県のキャンプ総合メーカー、鹿番長ことキャプテンスタッグからは、キャンプ場でもマッチするオリーブカラーの七輪が発売されています。
フック付きのゴトクがセットに含まれているので、網がズレにくくて安心してバーベキューが楽しめますね。
BUNDOK(バンドック)メッシュ七輪
サイズ:外径300×高さ210
重量:約2.3kg
内側の炭受けは取り外しができるので洗いやすく、いつでも清潔に保つことができます。
土台が安定しているので、冬場の鍋料理もいいですね。
まとめ
七輪は使用シーンに合わせて選ぶのが良いと思います。
ご自宅だけで使うのであれば、多少重くても値段が安い珪藻土タイプ。キャンプ場やアウトドアシーンでの利用も検討しているのであれば金属製のものを中心に考えてみてはいかがでしょうか。
ワイワイとした大人数でのバーベキューもいいですが、家族だけで七輪を囲むというのも落ち着いた雰囲気でアウトドアごはんを楽しむことができます。
ひとつの選択肢として、ぜひ一家に一台ご検討ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント